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家で仕事をしているお父さんのページ

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起業するなら、 ひとを巻き込まないと自転車操業になるよ

      2015/09/04

 

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これは私のことです(泣)
まさに自転車操業。

といっても、グラフィックデザイナーという仕事の特性上
一人で完結できる仕事だからかもしれません。
いい訳っぽいですけど。

デザイナーは、『起業』というイメージより
数年会社勤めをしたら、『独立』というイメージで
個人で仕事を始める人が多いようです。

その後は色々な会社にデザイナーという立場で関わって
実績を作り、実績を営業ツールとして次につなげていく。
そういう意味では他の職種とも同じようなものなので、
『起業』といえるのかもしれません。

現在独立して10年以上続いていますが、自転車操業。
どうしたものか。と考えていたところ、
ちょうどいいひとがいたので、聞いてみました。

起業して30年の金持ちの叔父に聞いてみました

私の叔父は30年以上前に起業をして、
現在70歳を超えても、いまだ現役で
会社の経営にたずさわっています。

「俺は金持ちなんだよ〜」が
お気に入りのフレーズらしいのですが、
一時期は高額納税者番付にも入ったようで
まんざらでも無さそうです。

そんな叔父に現状の私の仕事について話してみました。

● 仕事を受けたら1から10まで全てひとりでこなしていること。

● 昨年はひと月に7件ほど受けてしまい、
8件目に来たデザイナーとして断ってはいけないような
メジャーな仕事を受けられなかった話をすると…

叔父曰く、
「ひとを巻き込むんだよ〜」
とのこと。

そうなんです。その通りなんですよね。
薄々は気づいていました。

とはいえ、これまたデザイナーの特性上
個人に指名のような形でお仕事をいただくものなので
引き受けてから誰かに任せるというのが難しいとなあ〜
と思っていたのですが…思い上がりなのかもしれません。

おそらく、経営に長けた人なら
サラッと受けてしまうんでしょうね。
そして会社にしてドンドンと人も雇っていくんでしょうね。

これぞまさに『起業』ですね。(独立というより)

叔父は、「これからはタイに進出するんだよ〜」
とも話していました。
(つまりタイの人も巻き込むということなんですね)

もう、「勉強になります!」としか言いようがありません。

そんな叔父も50歳代に入ったころ大きな病気をしたことがあります。

その病気が悔やまれてならないようで
「あの病気がなかったら、俺の会社はもっと大きくなってたぞ〜」と悔しそうにしていました。

会社を起こして30年も続けられるというのは
これくらいパワーが必要なんだな〜と
森繁久彌のような顔だちの
叔父の顔をしみじみ眺めつつ…

そろそろ巻き込んでいかないとな〜と
思った日でした。

 - デザイン, ナリワイ, 仕事