コンペに挑戦してみること。そして勝ってみること
2015/07/04
フリーでデザインの仕事をしていく上でいつも意識すること、それはモチベーションの維持。
そこでオススメなのが、一般公募のデザインコンペに挑戦してみること。
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本日はデザインコンペで最優秀賞を獲った時の主催者からの選考のポイントなど書いてみようと思います。
フリーで仕事をしていると、2〜3ヶ月ずっと忙しかったのに突然パタッと暇になる時期が1年に何度かあります。「それがフリーの醍醐味」と思いっきりハネを伸ばせる人もいます。しかし家族がいたりすると(イヤいなくても)なんとも心配になるものです。純粋に楽しいのは2〜3日でしょうか。
というわけでモチベーションの維持が大事になってくるのです。
そこでオススメなのが、一般公募のデザインコンペに挑戦してみること。デザインという仕事はデザインだけで完結する訳ではないので意外に評価され辛いもの。そしてデザイナーというのはデザインへの評価を渇望している人種。(ですよね…)
つまり、デザインコンペに挑戦してみることは自ら応募する分、モチベーションを上げていかざるを得ず、またデザイナーとして客観的評価を得られる良い機会になるのです。
賞が獲れなくても、努力した分アイデアの引き出しも増え仕事で役立つことは言うまでもなく、入賞でもできれば、モチベーションが上がるのは間違いありません。当然周囲の評価も上がります。(もしかしたらデザインの金額も)
手前味噌で恐縮ですがここで私の経験を。もう何年も前になりますが、デザインの一般公募コンペがあり最優秀賞をいただいた事があります。
その際、コンペ選考における主催者から直接聞いた注意点などについてちょっと書き出しておきます。
コンペに応募される方は参考にしてください。
1.コンペ公示の際に指定される応募様式を守ること。
指定外のものは作品の善し悪しに関わらず除外されてしまうそうです。もったいないです。(主催者側は1000作品以上見るということもあり、やむを得ないのかもしれません。実際除外された方が結構いたようです)
2.コンセプトを丁寧に記入すること。
一般公募となると選考者にデザインの意図を説明することが出来ないので、適当な記入は圧倒的に不利になります。「デザインかっこいいでしょ」では実際の仕事でも通用しません。(受賞した際、コンセプトがそのまま発表されたりしますから恥ずかしくないように記入してください)
3.コンペ入賞常連の友人に聞いたことですが、
『ちからワザ』で持っていくこと。つまり数で勝負する。単純な事のようですが、出した数だけ受賞する確率が上がります。
デザイン以外でフリーの仕事をされている方もいると思いますが、モチベーションの維持にお悩みの方の参考になれば幸いです。