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転職するのに遅過ぎるって、だれが決めたの?

   

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転職に年齢って関係あるんですかね。
周囲には40歳を超えてから違う職種に転職している人も結構いますがどうなんでしょう。

そこで転職と年齢について考えてみました。

ワタシ自身、十数年前に転職しました。25歳の頃です。
若いじゃないかと思うかもしれませんが、営業職からグラフィックデザイナーへの転職です。当時としてはちょっと思いきったキャリアチェンジでした。

現在ならMACを使ってデザインするのがあたりまえなので、これくらいのキャリアチェンジは珍しくないのかもしれません。しかし十数年前のデザイン業界ではまだMACを導入し始めた頃で、グラフィックデザイナーといえば基本的に手作業。転職の面接を受けては「遅いんじゃないの」と言われ続けました。

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無謀な転職活動

面接に呼んどいてそれはないよな…と思いつつ、どこに行っても同じようなことを言われるので、やっぱりそうなのかな〜と軽くへこんだりしていました。

当時はデザイナーに限らず25歳で未経験というのは、キャリアチェンジどころか、転職するにもハードルの高い時代でした。
ベビーブームと言われた世代で若い人も多く、さらにバブルが崩壊した後というのも重なってちょっと無謀だったのかもしれません。
(今なら働き手不足ということもあって30歳くらいでも未経験者を受け入れてくれるようです。経験のある仕事なら30代なら問題ないようですね)

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無事転職できましたが、入社してから気づきました。

3カ月かかって、なんとか希望のデザイン事務所に入ることができました。

無事デザイナーという名刺をもらえて夢が叶ったと喜んでいるのもつかの間、現場に入ってあらためて時間的なハンディを実感しました。正直なんにもできないですから…
大学4年間を文系で過ごし新卒で入った会社は営業職。軽く見積っても5〜6年の遅れをとってますからね。

焦りました。

でもそんな時に支えてくれた言葉があります。

いいじゃないか、5年道草をくったら、5年遅く生まれて来たと思うのだ。

吉川英治の言葉
*吉川 英治とは…日本の小説家。様々な職経て作家活動へ。代表作は『宮本武蔵』。

年齢というのは、まわりより意外に本人が強く意識しているもので、無駄なプライドが自分自身の成長を妨げていたりするものです。

転職、遅過ぎる? それは本人の考え方次第

しかし5年遅く生まれて来たと思えば、年下の上司にもアタマを下げて教えを請うことだって気になりません。そもそもキャリアチェンジしたのですから。むしろそれが成長を促すものだと思えば当の本人が年齢にこだわってもしょうがないのです。

そうして腹をくくってしまえば後は追いつくのみです。転職というのは本人が希望してするもの。案外楽しんで成長できますよ。マラソンを見ていると分かりますが、トップを独走するよりも後ろから追いかける方がペースをつかみやすいものです。追い越す時はイキイキしてますからね。

転職する際、もう遅いんじゃないか? なんて勝手に思い込んでいる間に時間はどんどん過ぎていきます。この言葉を胸にまずは飛び込んでみるのはどうでしょう。

あと、もう一ついい言葉を紹介します。

今が一番若い。

当たり前ですけど真理です。

手始めに、リクルートマイナビ転職エージェントに登録するところから始めてもいいのかもしれません。何かが動き出すかもしれませんよ。

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