水泳教室にいかせるべき?娘が2日間で水泳が得意になったよ
2015/11/10
我が家の娘、小さい頃から水が嫌いで嫌いで…赤ちゃんの頃はお風呂すら興奮してまともに入れない子でした。お恥ずかしい話、小学生になるまで1人で湯船に入ることもできませんでした。
photo credit: Event Heat Lane via photopin (license)
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そんな娘が小学校6年生になって、突然クロールに目覚め、あっという間にクラスの水泳のリレー選手になってしまった、ちょっと不思議な話をします。
お風呂でさえまともに入れなかった娘なので、小学校に入った頃はプールなんていわずもがな、顔をつけるのが精一杯でした。
2年生になっても特に変わることもなく、近くの区民プールに練習に行けばプールから後ずさりする始末。赤ちゃん用のプールでバチャバチャして楽しむような状況で、これは向いてないな〜と思っていました。
3年生になり夏休みだけスイミングスクールに通わせると、少し水になれたようで、やっと大きいプールに入るようになれました。
(短期のスイミングスクールは、水に慣れる程度ならちょうどいいと思います。)
4年生で徐々に泳ぐようになったものの、
5年生でどうにか25メートルに届いた程度でした。
そして6年生。夏休み中に学校のプール通っているうちになんとか50メートル泳げるようになったというので、娘とプールに行って見ることにしました。確かに泳げてはいるものの「何か変だな〜」と思っていたら息継ぎをしていませんでした。
つまり、25メートルノンブレス。また25メートルをノンブレスで50メートル。ある意味すごいなと。
そこで、父によるプールサイドでの水泳教室が始まりました。
1.「かっこいい息継ぎをしよう」
まずは息継ぎをしようということで、上手に泳いでる人を見ながら
「ああいう感じがいいよね」と、プールサイドで顔のあげ方と息を吸うタイミングを繰り返し練習しました。
2.「かっこいい腕の掻き方をしよう」
娘が「早く泳げると級が上がるんだよ」というので、クロールのかっこいい腕の掻き方を教えました。これもまた、上手に泳いでいる人を二人でじっくり観察して、「ああいう感じでするんだね」と。水の中でもしっかり水を掻くことで進み方が全く違うことも説明しました。
3.「バタ足はとにかくがんばろう」
娘はクラシックバレエをやっていて、つま先で立つことのに慣れていたので「そのまま一生懸命バタバタしてみては」とアドバイス。
プールサイドでの「人の振り見て我が振り直せ」的イメージトレーニングを終えて早速泳がせて見ると、
あっという間に25メートルを泳いでいってしまいました。
基本的に運動神経は良くない方なので、あまりの上達の早さにビックリしてしまいました。
クラシックバレエのようなダンスをやっていると、振り付けを覚えることが得意になるので、そこがクロールにピッタリはまったようでした。手の動かし方や泳ぐ姿勢を正確に再現することで、とても速く泳げるようになっていました。
どうせならと翌日もプールで特訓をしよう!ということになり、プールサイドから上手な人を観察しては、腕の動かし方はあんな感じだね〜などとやっているうちに、短い父と娘の水泳教室は終わりました。
そして学校が始まり、プールの授業で25メートルの計測会がやってきました。結果はスイミングに通っている子に次ぐ好タイム。友達には「スイミングをやってるの?」と聞かれたそうで、うれしそうにしていました。夏の締めくくりの水泳大会では、クラスのリレー選手に選ばれていました。
子どもの才能は、どこにあるのか本当に分からないものだと改めて感じさせられた出来事でした。
親のできることは、子どもがやる気になっているときに、同じ目線で目標に向き合うことなのかなと思いました。
おそらく、イヤイヤな時にいくら言っても上達はしなかったように思います。
ちなみ娘の現況はというと「中学生になったら水泳部に入りたい」と言っていたものの、水泳部など無く何を思ったのか剣道部に入ってしましました。竹刀を降っていると、お友達に「踊っているみたいだね」と言われたそうです…(頑張れ娘よ!)
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